国土交通省が「再配達率削減緊急対策事業の補助金」の交付事業者を公募 先進的なDX・GXの取組に関する実証事業を支援

国土交通省は2024年3月5日、「再配達率削減緊急対策事業の補助金」の
交付事務を行う(執行団体)を公募したそうです。
この補助金は荷物の受け取り方法や日時を「選択」「確認」できる仕組み等の
構築や物流負荷軽減に協力的な消費者に対してインセンティブを
付与する実証事業を行う事業に対して実施します。

そのための予算として、44億5000万円を確保しているようです。
商品を注文する際に、「置き配」、「宅配ロッカー」、「コンビニ受取」、
「ゆとりのある配送日時指定」などを選択した場合に、
ポイントを還元する仕組みを想定しています。
これにより再配達率を現在の12%から6%へ引き下げることを
目指しているようです。

さすが国交省ともなると補助金の予算額が桁違いですね。
受取選択方法を豊富にしたり、置き配など選択時にポイント還元などを
実施したくてもシステム予算が十分に取れない企業にとっては、
良い取り組みかと思います。

ただ、本当にこの取り組みで、再配達率が6%まで下がるのかという
疑念は残りそうですね。
置き配でもいいよという人は、この取り組みが始まる前から
指定している気もします。
いずれにせよ再配達は事業者側も消費者側も負担がかかるものなので、
成果が出ると良いですね。

<元記事>
国土交通省が「再配達率削減緊急対策事業の補助金」の交付事業者を公募 先進的なDX・GXの取組に関する実証事業を支援
https://ecnomikata.com/ecnews/42193/

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